Newsニュースリリース

小橋工業株式会社

「高速畝立てディスクHDR200」発売のお知らせ

~大豆用高速畝立て播種機としても活用でき、大豆農家の課題を解決~

 

 小橋工業株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小橋正次郎、以下「当社」)は、2022年8月、播種機装着用ツールバーを標準装備した「高速畝立てディスクHDR200」を販売します。本製品は、アグリテクノサ―チ株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:福光康治、以下「アグリテクノ」)製の播種部を装着することで、「大豆用高速畝立て播種機」としても活用でき、大豆農家の課題を解決し、国産大豆の生産拡大に寄与します。

 

HDR200

高速畝立てディスク HDR200

 

【開発の背景・狙い】

 我が国の大豆の自給率は約7%と低く、自給率の向上は長年の課題となっています。国産大豆の生産拡大を目的として、当社と国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(本部:茨城県つくば市、理事長 久間 和生、以下「農研機構」) および アグリテクノは、共同で開発を進めてきました。この度、当社の高速畝立てディスクとアグリテクノの播種部HUD-2を組み合わせることで、大豆を高速で畝立てし、播種できる作業機が実現しました。
 この共同研究の成果である「大豆用高速畝立て播種機」は、作業速度が速く、湿潤圃場でも作業が可能なため、大豆農家の抱える湿害課題*を解決し、安定した単収と品質の確保に寄与します。

 

【高速畝立てディスクの特徴】

① 播種機装着用ツールバーを標準装備(図1)

② 重心位置に配慮して耕深調整ゲージ輪を後部に設置することで走行安定性を確保(図2)

播種機装着用ツールバー
図1:播種機装着用ツールバー
耕深調整ゲージ輪
図2:耕深調整ゲージ輪

 

【大豆用高速畝立て播種機の特徴】

① 作業速度4~6km/hを実現:従来技術は作業速度が1~3km/hでしたが、4~6km/hの高速作業が可能になり、天候と圃場状態をにらんだ適期播種により、作付面積拡大および単収増加を狙えます。

② 水分の多い圃場でも培土が可能:土を反転する作用が強いディスク式なので、水分の多い圃場でも土を練らずに素早く畝立て播種が可能です。

③ 消耗部品が少なく、低コスト:ロータリ式は耕うん爪が摩耗するため、定期的に交換する必要がありますが、ディスク式の場合、摩耗する部品が少なく、摩耗しても畝立て性能が低下しにくく、部品の耐久性が高いので消耗部品費を抑えることが出来ます。

④ 播種機を外せば中耕培土作業も可能:前進する際に丸形ディスクが回転し、土を削りながら培土し、チゼルがディスクの耕深を確保しながら隙間をほぐし、さらに花形ディスクで細かく土塊を砕きながら砕土します。

大豆用高速畝立て播種機

大豆用高速畝立て播種機

【製品仕様】
機体寸法:全長1300mmx全幅1895~2350mm x 全高1100mm

機体質量:304kg(含キャスタースタンド)

適応トラクタ:27.2~44.1kw(37~60馬力)

トラクタ装着方式:標準3P直装

希望小売価格(税込):109万7800円

※ 大豆用高速畝立て播種機が持つ特徴を最大限に発揮するために、装着できる播種機はアグリテクノ製HUD-2のみとします。

* 大豆栽培では、湿害による発芽不良と初期育成不良が、収穫時のと単収品質に大きく影響することが判っている。都府県水田転作ホ場での大豆播種時期は6月が主流で梅雨時期と重なるので、湿害を受けやすい。大豆農家にとって 単収と品質を安定させるため、適期播種と播種後の湿害回避が大きな課題。

 

【お問い合わせ先】

小橋工業株式会社 広報部 宮下 TEL : 086-298-3111

 Email : press@kobashi-webs.kir.jp