耕うん爪製造工程

ものづくりのKOBASHIが造る

耕うん爪製造工程

永年のノウハウで得た
KOBASHIこだわりの爪製造技術をご紹介します。

step1

鋼材切断

鋼材切断

強度と弾力性を持ち合わせた、SUP6※というばね鋼材を使用。
長さが6mあるこのばね鋼材を、独自開発した切断機にセットし、これから製造する爪の大きさに合わせて自動で切り揃えます。

※鉄に、硬さを増す炭素、引っ張り強さを増すシリコン、粘り強さと焼入れ性が増すマンガンを含んだばね鋼材。粘り強く、摩耗しにくい特徴をもつ。

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step2

鍛造工程

KOBASHIの鍛造ラインはプレス加工と圧延を融合させたライン。
圧延して内部組織を潰すことで緻密な構造となり、
粘り強い性質となります。

鍛造工程
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step3

熱処理工程

焼き入れ

鋼材の組織が変化する一定温度まで加熱した後急冷させ、非常に硬いマルテンサイトという物質に変化させます。
非常に硬い反面もろい性質があります。

焼き戻し

再度、熱して靭性のある組織に変化させ、粘りと靭性をもたせます。

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step4

塗装工程

表面研磨

鉄の玉をあてて表面に付着した油や汚れを研磨して汚れを落とすと同時に、表面に細かい凹凸をつけ塗料が付着しやすくします。

粉体塗装

パウダー状の粉を吹きつけた後加熱をします。粉は凹凸部分に引っ掛かり、加熱された粉は溶けて表面は均一な仕上がりになります。