

耕うん爪
耕うん機やロータリに取り付けて、土を掘り起こし、砕き、混ぜる部品で、土の状態や作物に応じてさまざまな形状や種類があります。KOBASHIの独自技術により、高い耐久性と作業効率を備え、圃場条件に応じた最適な耕うんを実現します。
耕うん爪一覧
該当する製品はありません。
ハイパーゼット

快適ゼットプラスワン

ゼットプラスワン

快適プラスワン

シルバー爪

極 KIWAMI

ハイパーゼット

快適ゼットプラスワン

快適プラスワン

耕うん爪製造工程
ものづくりのKOBASHIが造る耕うん爪の工場見学。永年のノウハウで得たKOBASHIこだわりの爪製造技術をご紹介します。
鋼材切断

強度と弾力性を持ち合わせた、SUP6※というばね鋼材を使用。
長さが6mあるこのばね鋼材を、独自開発した切断機にセットし、これから製造する爪の大きさに合わせて自動で切り揃えます。
※鉄に、硬さを増す炭素、引っ張り強さを増すシリコン、粘り強さと焼入れ性が増すマンガンを含んだばね鋼材。粘り強く、摩耗しにくい特徴をもつ。

鍛造工程

KOBASHIの鍛造ラインはプレス加工と圧延を融合させたライン。
圧延して内部組織を潰すことで緻密な構造となり、
粘り強い性質となります。

熱処理工程

鋼材の組織が変化する一定温度まで加熱した後急冷させ、非常に硬いマルテンサイトという物質に変化させます。
非常に硬い反面もろい性質があります。



再度、熱して靭性のある組織に変化させ、粘りと靭性をもたせます。
塗装工程

鉄の玉をあてて表面に付着した油や汚れを研磨して汚れを落とすと同時に、表面に細かい凹凸をつけ塗料が付着しやすくします。



パウダー状の粉を吹きつけた後加熱をします。粉は凹凸部分に引っ掛かり、加熱された粉は溶けて表面は均一な仕上がりになります。
耕うん爪の 選び方、交換方法
耕うん爪は適切な選び方と交換が重要
耕うん爪は消耗品のため、定期的な交換が必要です。また、土壌条件や作業内容に合わせて適切な耕うん爪を選ぶことで、作業効率を向上させ、燃料改善やコスト削減につながります。
<耕うん爪を適切に選ぶメリット>
●耕うん性能が向上し、土壌がきれいに反転・砕土される
●燃費が改善し、燃料コストを削減できる
●爪の摩耗を抑え、交換頻度と維持コストを軽減できる
以下に、耕うん爪を選定、交換するときのポイントをご紹介します。
耕うん爪の選定ポイント
1. トラクタ型式・ロータリ型式を確認する
お使いのトラクタとロータリの型式に適合する耕うん爪を選びましょう。
適合する耕うん爪は、取扱説明書や小橋工業のウェブサイトで確認できます。
2. 土壌条件に合う耕うん爪の種類を選ぶ
圃場や土質によって適切な耕うん爪の種類が異なります。
※装着方法(ホルダータイプ、フランジタイプ)によっても性能は変わりますので下記は一例です。
耕うん爪の交換時期と方法
■摩耗状態を確認して交換時期を判断する
定期的に爪の状態を確認し、摩耗している場合は交換しましょう。爪の先端幅が約20ミリ以下になったら、交換の目安です。



■交換するときのワンポイント
ロータリの耕うん爪は、曲がっている向きにより2種類の形状(左・右)があります。
耕うん爪を交換する際は、一本ずつ外して同じ形状の耕うん爪を取り付けましょう。
一度に全部外して交換すると、配列を間違える恐れがあります。
耕うん爪の配列を間違えると、異常な振動が発生したリ、仕上がりが悪くなったりします。