
ものづくりのKOBASHIが造る
耕うん爪製造工程
永年のノウハウで得た
KOBASHIこだわりの爪製造技術をご紹介します。

鋼材切断

強度と弾力性を持ち合わせた、SUP6※というばね鋼材を使用。
長さが6mあるこのばね鋼材を、独自開発した切断機にセットし、これから製造する爪の大きさに合わせて自動で切り揃えます。
※鉄に、硬さを増す炭素、引っ張り強さを増すシリコン、粘り強さと焼入れ性が増すマンガンを含んだばね鋼材。粘り強く、摩耗しにくい特徴をもつ。


熱処理工程

鋼材の組織が変化する一定温度まで加熱した後急冷させ、非常に硬いマルテンサイトという物質に変化させます。
非常に硬い反面もろい性質があります。



再度、熱して靭性のある組織に変化させ、粘りと靭性をもたせます。

塗装工程

鉄の玉をあてて表面に付着した油や汚れを研磨して汚れを落とすと同時に、表面に細かい凹凸をつけ塗料が付着しやすくします。



パウダー状の粉を吹きつけた後加熱をします。粉は凹凸部分に引っ掛かり、加熱された粉は溶けて表面は均一な仕上がりになります。