最高作業速度※10km/hを実現

 

■高速作業を可能にした構造

機体前面に配置されたディスクで、最初に土壌を耕すことで、耕うんに必要な爪本数を削減。 耕うん負荷を軽減させることで、作業の高速化を実現しました。

土壌条件等作業条件により異なります

 

 

タイヤ跡のない均平な仕上がり

ディスクをタイヤ両サイドに配置することで、浅耕作業や高速作業時に発生していたタイヤ跡などの問題を解消し、均平な仕上がりを実現しました。外向きに装着した端爪とディスクとの相乗効果で、隣接部分も均平な仕上がりとなり、耕深10cm程度の作業でも均平に仕上がります。

 

外向きに配置された端爪とディスク

ディスクをタイヤ両サイドに配置

 

 

ロータリと同等の砕土性能

ディスクと爪で耕うんすることで、高速作業でもロータリ同等の砕土性能を実現しました。

 

ハイパーロータリ(SRZ300J)+カゴローラ(EKR330RE)での耕うん

スピードハローソニック(SHV320)での耕うん

 

 

SPEED HARROW SONICの構造

 

■コンパクト設計

通常のロータリよりもチェンケース角度を傾けることで ディスクを装着しても、従来のカゴローラ付きロータリ※と比べ前後長が同等以下のコンパクト設計。機体幅も作業幅3mのカゴローラ付きロータリ※と同等設計

※弊社の従来品(SRZ300J+EKR330RE)

 

❶ ボールベアリング

特殊ボールベアリングであるアンギュラボールベアリングと軸付きオイルシールを採用。高い作業負荷のかかるディスク部のメンテナンスフリーかつコンパクト化を実現。

 

❷ ゴムスプリング機構

ディスクごとに独立した「ゴムスプリング機構」を搭載し、衝撃時にディスクの破損を抑制します。独立して作動することで作業時の機体安定性を高めタイヤ跡の発生を最小限に抑えます。

 

❸ ディスク+特殊爪配列

独自設計のディスク+特殊ラセン配列により爪本数を最適化し、耕うん負荷を軽減。これによりハイスピード作業でも高い砕土性と均平性を実現。

 

❹ 端爪外向き配列

端爪を外向きにすることにより両端のディスクとの組み合わせで隣接部分の土移動を最適化し高い均平性を実現。

 

❺ カゴローラ標準装備

鎮圧・砕土・耕深調整を行い、より高い均平性と砕土性を実現。両端を支持することで安定性が向上。スクレーパを装着することで土の付着を抑制します。

 

❻ シールドカバー2層構造

内部を袋状にして2層構造にし、剛性がアップ。表側に凹凸が出ないことで、駆動部との支持部に直接衝撃が加わらず、変形などによる機械的損傷を軽減しました。